最近、信号などで停止するとエンジンが自動的に切れる車が増えています。和製英語で、アイドリング・ストップと呼ぶそうです。
で、これが本当にエコなのか常々疑問に思ってました。
というのは、エンジンが始動するたびに、大きな電力を必要とするからです。エンジンを止めて節約できるガソリンの量と、始動時に必要な電力を生むために必要なガソリンの量とどっちが大きいのか、という疑問です。
そこで、ネットでちょっと調べてみました。
に、回答が出ていました。まとめると、
1)エンジンが止まってる時間が5秒以下なら、アイドリング・ストップにしないほうがいい(エンジンを切らないほうがいい)ということ。それ以上なら切った方がいい。
実際のところ、渋滞などで、止まったり走ったりを繰り返しているときは、5秒以下のことが多いので、アイドリング・ストップ機能をOFFにしたほうがいいということになります。赤信号で止まるときはON。ただ、ONにしたり、OFFにしたり面倒くさいという人はいるかもしれませんが。
2)それから、エンジンを始動するたびにバッテリーが大電流を流す必要があり、バッテリーに大きな負担がかかるので、高性能のバッテリーが必要なこと(その分、割高)。
アイドリング・ストップ機能付きの車を買う理由が、ガソリン代を浮かすためなら、やめたほうがいいということのようです。
というのは、普通よりも高価なバッテリーがついた車を買うことになり、その価格差を回収するのは、そう簡単ではないからです。
それから、このサイトには載ってませんが、アイドリング・ストップを頻繁にやると、バッテリーの寿命が縮むような気がします。
2年半前に買った車が、この前、エンジンがかからなくなったことがありました。バッテリーが空になっていたのが、その原因です。サービスに来てもらってエンジンをスタートさせ、そのまま販売店に持って行って調べてもらいました。
特にどこか電気がもれている箇所があったわけではなかったので、原因不明でした。
その1週間後、ガソリンスタンドでガソリンを入れた後、エンジンをかけましたが、3回目でやっとかかりました。バッテリーのパワーが落ちているような気がします。
信号で停止していて、次にエンジンを始動する際にかからない可能性もあるので、今後はアイドリング・ストップ機能は常にOFFにしておく予定です。