2018年7月17日 21:00
カテゴリ:新アクアヴィジョン・タイムズ
みなさん、こんにちは。
「新☆アクアヴィジョン・タイムズ」です。
今号は、6月29日~7月2日(3泊4日)に開催された「明るい 終活 セミナー」のレポートです。
このセミナーの開発者 兼 メイン・トレーナーは尾方文、アシスタント 山口幸子、テクニカル・サポート 芝根秀和。
宿泊セミナーが公認トレーナーだけで開催されたのは、アクアヴィジョン史上初めてのことでした。
会場は、山梨県北杜市、八ヶ岳南山麓、標高1,100mの小淵沢にある「女神の森 ホリスティックセンター/ルラシュ」。
ルラシュでの開催は2015年10月以来、2年と8ヶ月ぶりになります。
太平洋を望む九十九里浜の「ホテル一宮シーサイドオーツカ」とはまた違った環境 ── 清々しい山と林のエネルギーに包まれています。
このセミナーのテーマは、
「誰でもいつかは訪れる旅立ちの時を、リアルにイメージすることで、今ここでの人生を味わい尽くす」。
キャンセルが出たこともあって、参加者5名という、少人数での開催となりましたが、その分濃密で貴重な体験ができたようです。
尾方、山口、芝根のレポートの後、参加者の方々の感想を掲載します。
どうぞ、お楽しみください。
新☆アクアヴィジョン・タイムズ編集部
★──[今号の内容]─────────────────────///─☆
【1】迷いなく、自分らしく生きる(尾方:Aya)
【2】備えあれば憂いなし(山口:Sachi)
【3】「誕生と旅立ち」という二つの視点から今生を俯瞰する(芝根:Hide)
【4】参加者体験談(アンケート抜粋)
【5】編集後記
★─────────────────────────────///─☆
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改めまして、今回参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
初開催のセミナーに勇気を持って?参加してくださったみなさまは、全員私のガイドさん?と思うほど、参考になる体験、メッセージをふんだんに届けてくださって、とてもありがたかったです。
「みんなで共に創り上げた」4日間でした。
今回は5名様という少人数での開催になりましたが、だからこそじっくりと1つ1つの体験を味わい、シェアするゆとりがあり、深い気づきを持って帰っていただけたようです。
今回「終活」という言葉をタイトルに使ったために、一般に認識されている「終活」のイメージから、
私はまだ関係ないかな?とか、なんか暗いイメージでイヤ、という声があり、
なるほどそういう印象をもたれてしまうのね、と残念な気持ちがありました。
実際に開催してみて、体験や感想をお聞きする中で浮かんできたのは
「迷いなく、自分らしく生きる」
という言葉でした。
このプログラムは「迷いなく、自分らしく生きる」ための体験や気づきに溢れています。
参加者の方からも「生き方に迷っている人や、定年を迎えて第二の人生を考えている人にお勧めしたい内容ですね」と言われました。
「誕生と死を見つめ、迷いなく自分らしく生きる」・・・来年はタイトルを中身にふさわしいものに変えたいと思います(^_^;)
私自身、宿泊タイプのセミナーを担当するのは初めてだったので、得難い貴重な体験ができました。
みなさんのこれまでの人生の豊かな経験からのお話、気づきは大切なメッセージばかりでした。
すべて次回に生かしたいと思います。
ありがとうございましたm(__)m
私のブログ「シェアタイム」にも記事を書いています。よかったらご覧ください。
アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナー
モンロー研究所公認アウトリーチ・ファシリテーター
尾方 文(Aya)
ルラシュと言う素晴らしい環境で、第1回「明るい 終活 セミナー」が開催されました。
ファシリテーターは尾方文さん。ゆっくりと穏やかな雰囲気で進められました。
この宿泊セミナーは、ヘミシンク・セッションのほかに、様々なワークが用意されています。
(ネタバレですが)3日目には、なんと「臨終体験!」のワークがあります。
「お通やワーク」とでも言いますか、参加者の方が一人ずつ交代して順番に、お布団に静かに寝て、顔の上に白い布をのせて、メタミュージックを聴きながら数分間。他のメンバーは、周りに座って静かに見守る・・・そんなワークです。
このワークで私の役割は、臨終している人の枕元に座り、顔の上に白いハンカチをのせる・・・死の受け入れを促すかのような立ち位置でした。
病院勤務時代、私は仕事柄多くの人を看取ってきました。
疑似体験のワークだとわかっていても、今まで看取ってきた人たちのことを思い出してしまい、何ともつらい気持ちになってしまいました。
私は、参加者の方お一人おひとりに、祈っていました。
「どうぞ安らかに安心してフォーカス27へ行けますように。あなたの人生はとても素晴らしい人生でしたね。ヘミシンクに出会えてよかったですね。お経は唱えませんが、ヒーリングのエネルギーを送ります」
このワークを通して、参加者の皆さんは、自分の臨終というものを、本当に自分のこととして、リアルに感じられるようになったのではないでしょうか。
それによって、臨終を迎えるための「心構え」ができたのではないかと思います。
病院勤務時代、私は死と向き合う人々と、多くの出会いがありました。
今も印象に残っている方々がいます。どなたも若い方々でした。
生まれたばかりのお子さんがいる方は、「死にたくないよ~」「死ねないよ~」とうわごとを繰り返していました。
突然の喀血で、自分が吐いた血の海にガタンと片手をついてそのまま崩れるように倒れ、自身も突然のことで「何が起こったの?」という目で処置をする私を見ながら息を引き取った方もいました。
40歳の女性の最後は「皆さんお世話になりました!」と病室いっぱいに響く大きな声であいさつをして亡くなりました。
まさか自分が死ぬなんて・・・日々の生活の中で自分に死を想像もしえなかった人たちばかりでした。つまり、死に対する「心構え」ができていない人たちだったのです。
あなたは、いかがですか?
死はまだまだ先の話だと思っていませんか?
縁起でもないことは、考えたくないと思っていませんか?
まさか「自分は死なない」なんて思っていませんよね?
私たちはいつ最後を迎えるかわかりません。
「自分の死を受け入れた人だけが、今生を悔いなく生きることができる」のです。
それが、死に対する、そして生き切るための「心構え」ではないか、と私は思っています。
このセミナーは、3泊4日を通して少しずつ「心構え」ができるように作られています。
今回参加者の方々も、最後は元気に、これからの人生を前向きに生きていこうという希望を持って、お帰りになりました。
皆様のお手伝いができたことに、感謝いたします。
ありがとうございました。
アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナー
モンロー研究所公認アウトリーチ・ファシリテーター
山口幸子(sachi)
ご参加いただいた皆さん。
ありがとうございました。
あっという間の4日間。中身の濃い時間をご一緒できました。
改めて、感謝申し上げます。
今回のセミナーは、トレーナーの尾方文が中心となって開発されました。
メイントレーナーは尾方さんで、アシスタントは看護師として経験豊富な山口幸子さん。
私は、テクニカル・サポートという立場での参加でした。主に音響や映像関係を担当しました。
2日目にはテクニカル・サポートの仕事にもメドが立ったので、セッションやワークにも受講者の立場になりつつ参加することができました。
そして3日目 ── 自分でも驚くべき体験をすることができました。
3日目は、いよいよ、旅立ちの時をリアルに意識しながら、今生を振り返るというセッションやワークが続きます。
明日、いや、今日、今! もし私が旅立つとしたら!──
その事実を目の前に突きつけられた時、今までにない衝撃を受けました。
「今! 死ぬ!」──
理屈で理解することと、実感をともなって納得することは、まったく違います。
血の気が引いて行くのがわかりました。
そして、「ヤバイ!」と思いました。
まず頭に浮かんだのは「学生時代の日記を始末しておかなければ!」ということ。カミさんに読まれたらヤバイことを書いています。
なんという、肝っ玉の小さい男でしょう・・・。もっと高尚なことを思いつけばいいのに・・・。
その次に、家庭を維持して行く上で、私しか知らない情報。金融関係のこと、ネット接続の認証情報、iPhoneやiPadのこと、ショップサイトの認証、妻のブログの認証情報・・・。ヤバイです。妻や息子にもわかるようにリストアップしておかなければ・・・。
そして、仕事関係。アクアヴィジョンの関係で私が分担している仕事。私しか知らない認証情報。作業中の仕事の引き継ぎ・・・。
顧問先企業のプロジェクト。これはなんとかなるかも・・・。
ヨガ教室のホームページ・リニューアルを担当しています。これって、どうしよう・・・。
岡山の田舎のお寺関係、田畑はまだ残っているので固定資産のことを・・・。
ヘッドフォンをしてエクササイズを行いながら、真っ青になりました。
早く家に帰ってリストアップを始めなければ!と焦りまくり。
しかし ── エクササイズが終わって、シェアが始まると、少し落ち着いてきました。
冷静になってみると、安心感が湧いてきたことに気づきました。
なぜか ──
「ヤバイ」と思っていること、「気になっていること」さえ片付けてしまえば、あとは「自由になれる!」と思ったのです。
何も気にすることなく、好きなように生きていける! 自分らしく生きていける!
まだまだ、やりたいことがある。やらねばならんことがある。知りたいこともある。行ってみたい場所がある。
ヤバイことさえ片付けてしまえば、あるいはそのメドさえ立てておけば、思いっきり!生きていけます。
「残される人のため」に片付けるのではない。「自分のため」に片付けておくのです。
「エンディング・ノート」の存在意義は、そういうことにあるのではないか、と再認識しました。
「終活? 縁起でもない!」
「エンディング・ノート? 私にはまだ早い」
「私には執着はない。いつ旅立っても思い残すことはない」
・・・正直、私もそう思っていました。でも違っていました!
「誕生する前に何を決めてきたか」というバースヴィジョンのことには、スピリチュアルに関心のある人は興味を持ちます。ヴィジョンを思い出したいと思います。思い出すことで、今生を自分らしく生きていけると思います。
しかし、もう一つの視点が必要なのです。
それは、「旅立つ瞬間」という視点に立って、今生を見直してみることです。
「誕生と旅立ち」という二つの視点から今生を俯瞰することが大切 ── そのことに気づかされたセミナーでした。
またバージョンアップして、ご提供できる日が来ることを願っています。
ありがとうございました。
アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナー
モンロー研究所公認アウトリーチ・ファシリテーター
芝根秀和(Hide)
セミナーの最終日に書いていただく、参加者アンケートから。
体験談をいくつか掲載します。読みやすいように多少手を加えさせていただいていますが、生の声です。
それでは、お楽しみください。
◆◇◆
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は7/6(金)~7/11(水)に開催される 第13回 エクスプロレーション27 のレポートをお届けします。
それでは、次号をお楽しみに。
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