ライフラインは今日の昼に修了します。
今回は、ある程度の頻度で、日記にレポートしようと思っていたのですが、
毎晩10時ごろまでプログラムをやってて、さらに、11時までミーティングルームで雑談していたので、日記をつける暇がありませんでした。
毎回そうなのですが、参加者それぞれに日を追ってストーリーが展開していきます。
救出を通して気づきを得たり、何かの解放が起こっていく人もいます。
参加者どうしで、過去世からの強いつながりがあったことがわかったという人もいます。
はなばなしい体験の連続という人が今回は多かったのですが、
その影で、
うまく体験できないというフラストレーションが日に日に高まっていった人がいました。ガイドにも会えず、救出もできない・・・これでは来た甲斐がないと。
その人が、昨日、皆の前でシェアしてくれました。
セッションとセッションの間の休憩のときに、外へ出たら、赤とんぼが草にとまっていたそうです。
そっと近寄り、草の向こう側に手を持ってきて、ゆっくりと近づけてくると、逃げるだろうと思ったのが、まったく逃げず、なんとトンボは中指にとまりました。
しかも、足でちょこちょこ動いて、こちらを向いてきたのです。
そして目と目が合いました。
まさかと思って見つめ合っていると、ふと言葉が心に浮かびました。
「あなたはそのままでいいんですよ」
トンボがあまりにいとおしく思えて、さらに手を近づけて、キスをしたくなったのですが、
次のセッションの始まる時間になったので、別れたということでした。
ヘミシンクを聴いている時だけが体験ではない、むしろそれ以外の時に、大きな気づきが起こることがある、
そういうことを地で行ったエピソードでした。
思わず泣けてしまい、そのあと、しばらく通訳ができませんでした。