我々のいる地球は、もうすでにポジティブな地球への道を歩き始めているのかしれない、と最近思うようになってきました。
(註:バシャールは、「アセンションの過程を通して、人類は、アセンションしたポジティブな地球か、あるいは、アセンションしてないネガティブな地球か、のいずれかを体験するようになる」と言ってます。)
最近、こう思うようになった理由は、
アラブの春に代表されるように、独裁国家の自由化が大きく進んだこと、ロシアで絶大な人気と実力を誇ってきたプーチンと与党・統一ロシアの支持率が大きく揺らぎ、反政権デモが起きてきたことがあります。
もちろんまだまだネガティブ側へ行く要素はいくつもあります。
日本だと、何にも決められない民主党政権がこのまま続くと、国民は何でも決めてくれるカリスマ的な存在を求め始めます。
そういう人が現れると一躍ヒーローになって、国民の大喝采の元に民主的に独裁者になっていく可能性もあります。
ヒットラーも国民の圧倒的支持を得て、独裁者になりました。
スターウォーズもその辺を実にうまく描いています。皇帝はみなの拍手喝采の下、生まれました。
橋下さんに、その気はなくても、そういう素質は十分ありそうです。
ヨーロッパも同じです。民主的な手続きを踏んで決めていたのでは、ギリシャやイタリアの国家破綻は避けられない可能性があります。そのため、少数の人たちに権力がゆだねられ、彼らが危機打開に成功すると、実権を握ってゆくというシナリオです。
たぶん、ネガティブ地球に向かう方は、そういうシナリオに沿って進んでいくんでしょう。
世界のあちこちで独裁者が生まれ、独裁国家間の戦いになっていきます。1929年の大恐慌後に、世界がブロック経済化して、ドイツ、日本などが独裁国家化していき、第2次世界大戦になったのと同じ道です。
今回は、2008年のリーマンショック直後が分岐点だったように思えます。
ネガティブ地球では、たぶん、プーチンはより支持を得て、権力を増しているでしょう。
その意味で、金正日総書記の死が北朝鮮にもたらす変化は、自分がポジティブ地球とネガティブ地球のどちらにいるのかで、大きく異なってくると思われます。
そのまま権力の移譲が進み、独裁が続くのか、それとも何らかの過程を経て、民主化の方向へ歩み始めるのか、目が離せないところです。