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世界同時瞑想の意義

2020年5月26日 16:50

カテゴリ:Mas雑感

シェルドレイクの仮説について5月17日の投稿で書きました。

 

集団の中のある程度以上の個体が一つのことを学習すると、空間的、時間的に遠く離れた個体が同じことをより速く、たやすく学習できるようになるという仮説です。

この仮説が正しいなら、たとえば、ロンドンで千匹のネズミがあることを学習すると、ニューヨークの同種のネズミが同じことをより簡単に学習できるようになります。

 

これは何も学んだことだけでなく、集団の心理状態に対しても言えると考える人もいます。
 

その仮説が正しいなら、集団のある程度以上の個体が同じ心理状態にあると、それが一挙に全体に伝搬し、みなが同じ心理状態になります(遠く離れて互いに連絡方法がないのに)。

 

ここで、集団パニックとかヒステリーと呼ばれる現象は、情報を共有しているので、これとは違います。

 

この仮説のすごい点は、互いに連絡を取り合っていないという点です。

ただし、連絡を取り合っていないというのはあくまでも自覚している意識レベルでの話です。実は我々はみな集合無意識のレベルで互いにつながっていると仮定すれば、この仮説はあながち間違いではないと思われます。

 

今、コロナウイルスが世界に蔓延する中、世界各地の人たちが同時に瞑想を行うというワークが実行されています。

多くの人が瞑想により、深い意識に入り、安らかで穏やかな意識状態になると、その調和的な(コーヒーレントな)意識は、集合無意識全体に一挙に伝搬し、世界中の人が同じ意識状態になる可能性があります。

 

それに対し、個々人の抱く不安や恐れは、ランダムで非調和的なので、たとえ多くの人がそういう心理を抱いたとしても、全体に伝搬しづらいと考えられます。

 

なので、多くの人が世界同時に瞑想するというワークには、常識を超える大きな効果がある可能性があります。

 

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