2020年8月 6日 09:09
カテゴリ:Mas雑感
40年前、留学でカナダに行ったばかりのころ、ネイティブの話す英語の聞き取りが、思っていた以上に難しかった。
単語が全部つながって一つの長い単語に聞こえることがよくあった。
そのころ、ネイティブが頻繁に使う言葉にユノワラミという聞きなれない単語があった。
辞書で調べても出てこない。一体これは何だ?
ところが、ある時、突然その意味が分かった。
Do you know what I mean?
と言ってたのだ。
これがつながって一つの単語に聞こえていた。
不思議なもので、他の長い言葉も次第に単語に分解されて聞き取れるようになった。
英語の中にどっぷり漬かると、耳が慣れてくるらしい。
さらにわかったのは、ネイティブはちゃんとすべての単語を発音しているということ。
ユノワラミと聞こえるからと言って、ユノワラミとは言ってない。
だから、日本語で育った私にはこの発音は再現不可能なのである(かなり近いふうに言うことはできても、どこか違う)。