ヘミシンクとヨーガ瞑想 ── 最高のコンビネーションを体験しましょう。
古代インドより伝わるヨーガ瞑想は、究極の真理「梵我一如」─「ワンネス」に至る道。
ヘミシンクのテクノロジーを応用すれば、さらに近道を歩むことができます。
このコースでは、ヨーガのウォーミングアップと呼吸法(プラーナヤーマ)のあと、
ヘミシンクとともにマントラ、キールタン、ヨーガ・ニドラなどを体験しつつ、ヨーガ瞑想を試みます。
楽しく進めていきます。気軽に参加してください。
ヘミシンクは、人間意識を安全かつ効率的に変性意識状態に誘導するための音響技術。
さまざまな分野に応用可能なツールです。
ヘミシンクを使って、ヨーガ瞑想の効果を最大限に引き出しましょう。
※ このコースは、2019年より開催している「ヘミシンクとヨーガ・コース」をリニューアルしたものです。同コースを受講済みの方は、再受講が可能です。
※ 受講資格は「ヘミシンク基礎1コース修了」です。事前に受講してください。
※ ヘミシンクを聴く前に、エネルギーの流れを調整し集中力を高めるために、体の関節をほぐす簡単なヨーガの体操と呼吸法(プラーナヤーマ)を行います。多少動けるような、カジュアルな服装でお越しください(スカートはなるべく避けてください)。
ヨーガが目指すのは、個人意識と宇宙意識の一体化 ──「梵我一如」。
ヨーガは、一般的には「女性に人気のおしゃれなストレッチ」「不思議なポーズをするインドの体操」などと理解されています。
アクロバティックなポーズ(アーサナ)だけがクローズアップされて、「あんなポーズは無理」とか「体が硬いからできない」と敬遠する人もいるようです。
ヨーガとは、「むすぶ」「つなぐ」という意味のサンスクリット語「YUJ(ユジュ)」に由来し、「統一する」「調和させる」などの意味を表しています。
何と何を結ぶのか ── 目指しているのは、個人意識と宇宙意識の一体化 ──「梵我一如」です。
梵我一如を悟ることで、輪廻転生からの卒業(解脱)や、苦しみからの解放、真の幸福が得られるとされています。
ヨーガとは、インドにおいて数千年にわたって培われてきた心と体の科学であり、梵我一如を目的とする実践テクニックの体系なのです。
ヨーガのプラクティスは「アーサナ(ポーズ)」だけではありません。「プラーナヤーマ(呼吸法)」や、ムドラ、バンダ、キールタン、マントラ、ヨーガ・ニドラなど、さまざまなテクニックもあります。
そして、最終的には「瞑想」によってサマーディ(三昧)至り、梵我一如の真理を体験的に理解できるとされています。アーサナやプラーナヤーマなどの実践は、「瞑想に入るための準備のプロセス」と位置付けられています。
一般的に言われている、心身の健康増進や直感力・集中力の向上などは、実はヨーガの副次的な効果なのです。
梵我一如とは、ワンネス体験であり、トータルセルフへの帰還。
「梵」はサンスクリット語で「ブラフマン」、「我」は「アートマン」。
「梵我一如」は、「ブラフマンとアートマンの合一(Brahman-Atman unity)」を意味し、宇宙の根本原理である「梵(ブラフマン)」と、個人の本質である「我(アートマン)」が同一であるという境地を示しています。
梵我一如は、スピリチュアル系の言葉に置き換えると、「ワンネス(Oneness)」です。
そして、モンロー研究所の重要な概念である「トータルセルフへの帰還」も、梵我一如 ─ ワンネスに至る道の一つではないかと思います。
トータルセルフとは、過去、現在の「すべての自分の人格の総体」。何百、何千という人格が含まれるようです。
私たちは「肉体を遥かに超える存在」であり、私たちの意識は、トータルセルフへの帰還を目指して、地球生命系における幾度もの転生を繰り返しながら成長し続けています。そして最終的には「すべての源=ワンネス」へと戻っていく・・ロバート・モンローは「源」を「グレート・エミッター(Great Emitter)」と呼び、「私たちの住む世界を形作った創造的な力の源である」と言っています。
モンロー研究所公式プログラム「エクスプロレーション27」を紹介する文章に、以下のような説明があります。
「(トータルセルフの意識状態である)フォーカス34/35の探索は、新たな知覚や感覚、さらにはユニティ(合一)やワンネスについての洞察を呼び起こすものになるでしょう。」
ところで、梵我一如の境地、トータルセルフの意識状態では、個人の意識は全体と一体化し、消滅してしまうのでしょうか?
ロバート・モンローは、「(トータルセルフを構成する)各人格はそれぞれ、個人としての認識力、精神、記憶を持つ、意識・感覚をそなえた存在」と言っています。
20世紀最大の予言者と言われるエドガー・ケイシーは、“魂” の究極の目的は「自分自身でありながら全体と一つである(Be yourself, and yet ONE with All.)」ことだと述べています。つまり、自分が自分であるという意識を持ちつつ宇宙全体(“神”)と調和し一体になること。
「個」であると同時に「全体」でもある ── モンローもケイシーも同じことを言っているのではないかと思います。
このコースでは、ヨーガの究極の目的である「梵我一如」を目指して、ヘミシンクを使いながら、さまざまなヨーガ瞑想を体験します。基本的なプログラムは同じですが、参加者の状況等を考慮しつつ、個々のメニューは毎回変更します。
ヨーガの根本経典の一つ『ヨーガ・スートラ』では、ヨーガを次のように定義しています。
「心の作用(感情、思考)を 止滅(制御、抑制)することが、ヨーガである。」
答えの出ないことを繰り返し考え続ける、過去の出来事を何度も思い出して感情を増幅させる(怒り、悲しみ、嫉妬、後悔・・)、思い込みやこだわりが強く柔軟な発想ができない、感情がコントロールできずトラブルになる・・。
このような不要な思考や感情に支配されている限り、梵我一如はおろか日常の苦悩から脱することはできません。
瞑想の第一歩は、心に振り回されている状態から抜け出すことです。それがスタート地点。
そのためには、自分の心を客観的に観察する習慣を身につける必要があります。
観察し、観察し、観察し続ける・・よく観察していれば、自分が不要な思考や感情に執われていることに気づくことができます。
気づきさえすれば、そこから「自分」を切り離すことができます。
消したり抑え込んだりするのではなく、ただ観察し、気づき、そこから離れるのです。
それを繰り返し練習することで、不要な思考や感情は、自然に、影響を与えなくなってきます。
「心の作用が止滅」し、それが常態化したとき、自ずから「梵我一如」の叡智はやってきます。
ヘミシンクとの融合でさらにパワーアップしたヨーガ瞑想を、体験しましょう!
そして瞑想を、日々の習慣にしていきましょう!
開発者(芝根 秀和)からのメッセージ
ヘミシンクのセミナーに参加し初めて2年が過ぎようとするころ、突然「体を動かすワークをやりたい!」という強い衝動が沸き起こってきました。2006年8月、縁あってシャンティパットというヨーガ教室に通い始めました。
最初は自分の健康のためだけの目的でしたが、ヘミシンクに加えてヨーガでも人の役に立てることをしたいと思い始め、インストラクターとなるべく学びを深めてきました。そして2019年に公認資格を取得。念願だったヘミシンクとヨーガを融合したこのコースを開発しました。
ヨーガではレッスンを始める前に、マントラ・オームを全員で唱えます。「アー、オー、ムー」── ヘミシンクの「レゾナント・チューニング」に似ています。
レッスンが終わると「ヨーガ・ニドラ」というリラクゼーションを行います。「ヨーガ・ニドラとは、肉体の眠り、意識の目覚め」── まさに「フォーカス10」と同じです。
ヨーガ瞑想には不可欠のテクニック「プラティヤハーラ」──「感覚と知覚の切断」「感覚の制御・離脱」などと定義されます。「フォーカス12」は「肉体の五感からの信号が薄れて意識が本来持っていた知覚能力が現れてくる」・・・これも似ています。
ヘミシンクとヨーガの親和性はとても高いのです。
瞑想とは何でしょうか?無我の境地、無念無想、無心、純粋意識……。あるいは、なんとなく心地よい状態になればいい、目の前に光のようなものが見えてくればいい……。
長い間、私は誤解していました。誤解が解けたのは、ヘミシンクやヨーガを始め、さらにエドガー・ケイシーの思想に触れてからのことです。
瞑想とは、自分自身でありながら全体と一つである ── 梵我一如を目指して、ひたすら観察し続け、「もう一人の自分」の意識を育てていくトレーニングなのです。
一緒に楽しみながら、心のトレーニングに励んでいきましょう。
『ヘミシンクによるマインドフルネス瞑想 ─ 高次意識とともに物語をつくりあげる「共創瞑想」のススメ』
著 者:芝根秀和
出版社:ハート出版
発売日:2016/2/22
単行本(ソフトカバー):304ページ
Kindle版はこちら
お申し込み前に「お申し込み要項」を必ずお読みください。
開催日10日前の段階で、参加者が3人に満たないときは、開催を中止することがあります。お早目にお申し込みくださいますよう、お願いいたします。
モンロー研友の会「11C1倶楽部」のメンバー(ゲートウェイ・ヴォエッジ受講済の方)は、再受講料金でご参加いただけます。
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