ニックネーム : madrugada 2013年5/18日~23日に小淵沢で開催された第12回ライフラインに参加してきました。私は前回の第11回ライフラインも受講しており、今回は再受講でした。
普段、自宅でCDを聴いていても寝てしまうことが多く、また視覚よりも体感覚が勝っているため、なかなかハッキリとした[体験]というものが少ないのですが、やはり同好の氏が集まる宿泊セミナーはグループエネルギーの相乗効果もあり、明確な体験が起こりやすくなるようです。
「ターゲットを決めての救出活動」では20年前に亡くなった父を探して頂いたのですが、父から「私は愛情表現が苦手で、お前とは余り話も出来なかったがお前を心から愛していた。お前もとても頑張っているが、もっと周りに愛情表現を豊かにした方が良い。お前を誇りに思っている」というメッセージを貰いました。DVやアル中等で家庭を顧みなかった父とは子供の頃から確執があり、中学生の頃から会話すら殆どしたことがありませんでした。
死去後も一度も仏壇に線香一つあげたことすらありませんでしたが、8年前に自分が結婚し、子供が出来て親の立場になり、親の子に対する無条件の愛の深さに気が付きました。今回のセッションで、子供の頃から反抗ばかりするひとり息子にも、父は不器用ながら無条件の愛を持っていてくれたこと、その無条件の愛をうまく伝えられなかったことを後悔していること等を知りました。
次のセッションで自分の側面を救出して、レセプションセンターへ連れて行くと父と祖母が出迎えに来ていたので、受け渡した後、父を呼び止め20年ぶりの会話をしました。先程貰ったメッセージのお礼を言い、私の父でいてくれたこと、育ててくれたこと、今も見守ってくれていることへの感謝をしました。
父は47歳で亡くなっており、今私が43歳なのでほぼ同世代です。恥ずかしながらもハグしたら小さな父の体から無条件の愛情が伝わってきて静かな感動を覚えました。お互いに自然に涙が出ました。今まで父には愛されていないと思っていた自分を恥じたからでしょうか?自分が親になった時にもう父を心の中では許していたことを思い出したからでしょうか?
また会おうと約束し、C1へと戻ってきて我に返るとC1でも涙が一筋流れていました。寝た体勢になっているなら涙の軌道は横に流れるはずなのに、なぜか涙の軌道は下へ流れていました。父と抱き合ったのはF27だったのか、それともC1だったのか、不思議な感覚が残った今回のライフラインでした。
ひで
すばらしい!
私も、若いころに父を亡くしていたので、お気持ちがよくわかりました。
共感いたします。
ひで
2013年5月29日 00:09