体験シェアルームは、アクアヴィジョン・アカデミーのヘミシンク・セミナーに参加したときの、体験や気づきや、その後の日常生活を通したさまざまな出来事や気づきなどを、発表したり語り合ったり、シェアするための集いの場です。投稿された記事に対して、コメントを投稿することができます。皆さん、どしどし投稿してください。
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「2016年9月」の一覧
ニックネーム : ヨッシ-
1.初めての死後世界;フォーカス23
ライフライン3日目の朝は死後世界への初チャレンジ、
イントロフォーカス23(F23)でした。
初めての死後世界、それも魑魅魍魎の巣窟とされる札付き
のF23に行くと思うと、肝試しの出撃前のような、
異様な興奮で胸一杯でした。
坂本先生の講義を聴き、自室に戻り、ヘミシンク音を聴いてい
るうちに眠ってしまったようです。
気づくと夢の中でした。
私は薄暗いスナックのカウンタ-に座り、分厚いステーキを
食っていました。
もう1/3くらい平らげています。
ステーキは厚さ2センチ前後もあり、細かいサシが入って肉質も
最高級でした。
私の食生活では最高に美味いステーキでした。
ステーキを飽食しながらも私はここがフォーカス23であること
を確信していました。
「地獄の浅いところは、宵の口の盛り場みたいなところで、
見方によっては楽しい場所だ」 と丹波哲郎の著書に書いてあった
のを覚えていたからです。
スナックのカウンタ-でステーキを食っているシチュエーション
がおかしいのは気づいていましたが、夢から醒めぬように敢えて
追求しませんでした。
カウンタ-の向いに厨房への出入り口(アーチ状)があり、
奥の厨房で店のマスタ-が仕事をしているようでした。
私は厨房へ向けて「おい、マスタ-。あんたは何時死んだんだ?」
と声を掛けましたが、返答はありませんでした。
生前、人様に顔を見せられない立場だったのかもしれません。
後ろを振り向くと、ピンク色の薄暗い照明の下、テーブルやソファ
が置かれており、客も従業員も見当たりませんでした。
何の変哲もない、普通の、寂れたスナックでした。
2.偽りの目覚め
目覚めるとベッドで寝ており、寝相は乱れておらず、ヘッドフォン
からヘミシンク音が続いていました。
室内に目を転じると、カーテンが開け放たれて室内は明るく、
レ-スのカーテン越しに陽光を反射して光る海が見えました。
一点点を除いて、セッション開始時から変わったことはありま
せんした。
変わっていた一点とは・・・・。
私しか居ないはずの部屋なのに、見知らぬ女性が窓際テ-ブルの
椅子に座っていたことでした。
メガネを外しているはずなのに矯正視力以上にクッキリと見え
ましたが、その不思議には気づきませんでした。
3.浮遊霊を先制駆除
その女性は暗い色の服を着ており、虚ろな目尽き・呆然とした表情
で、この世の者とは思えませんでした。
F23から憑いて来た浮遊霊だと判断しました。
Gateway Voyageの体験談にも書きましたが、私はセッション中
に悪霊に襲われて痛い目に合わされた経験があります。
このままセッションを続行すると、浮遊霊に何をされるか分から
ないので、駆除しようと思い立ちました。
ヘッドフォンを外し、ベッドから起き上がり、ツカツカと女浮遊霊
の正面に行きました。
女浮遊霊は呆然としたまま前を向き、目の焦点が会っておらず、
意識がないように見えました。
私はお姫様ダッコの要領で浮遊霊を持ち上げ、
右肩に担ぎ上げました。
体重は殆ど感じず、20Kgに満たないように思えました。
私は窓まで歩き、開閉可能な狭い窓を片手で開けました。
そして柔道の投げ技の要領で、右肩から浮遊霊を窓の外に勢い良く
突き落としました。
窓を閉め、後ろを振り返らずにベッドに戻ったところで、
窓外から軽い衝突音と女性の悲鳴が聞こえました。
3階の窓から突き落として衝撃音まで3秒以上かかったのが不思議
でしたが、気にせずヘッドフォンを付けました。
まだヘミシンク音が続いてました。
残念ながらF23再訪はできぬまま帰還信号が鳴り、
トレーナーのタツゾウさんが集合の号令を威勢よく掛けました。
F23から戻ってからタツゾウさんの号令まで、
寝落ち・クリックアウトはなかったように思います。
目を覚ますと、寝相は乱れておらず、室内に変わったことは
何一つありませんでした。
私は意気揚々と集会室へ向かいました。
4.浮遊霊の正体
私が集会室に着いた頃、受講者はまだ殆ど戻っていませんでした。
自席でノートに体験をメモし終え、顔を上げた頃には大体の受講者
は戻っていました。
そして一人の女性受講者が、先程3階窓から突き落したはずの
女浮遊霊に似ているのに気づき、驚愕しました。
受講3日目で、メンバー全員の顔と名前を覚えきっていなかった
のです・・・・。
その女性は服装こそ女浮遊霊と異なりましたが、
顔立ちは良く似ていました。
陰鬱で呆然とした表情の女浮遊霊と違い、その女性受講者は
明るい表情で元気そうでしたが、
おそらくF23のヘミシンク音で魄が肉体から分離して浮遊、
意識のないまま私の部屋に流れ着いたのでしょう。
それを私(の魂魄)は目ざとく察知、窓からブン投げた・・・。
全てを察した私は、メモした体験を封印しようと決めました。
集会室でのシェアタイム後、昼食となりました。
知らぬこととはいえ、セミナ-仲間の魄を窓からブン投げた
罪の意識からか、それともF23で分厚いステーキを食い過ぎた
からなのか、早食いの私も食慾がなく、昼食の鮪丼を完食するの
に30分以上かかりました。
5.「救出活動」って「捕り物」かよ?
残りのセミナー期間は不調でした。
件の女性受講者とは不思議と集会室や食堂のテーブルでご一緒
する機会がなく、イントロF23での出来事をシェアすることは
ありませんでした。
フォーカス27(F27)は何回セッションしても公園ではなく、
時代劇で御馴染みの、江戸時代の街並みが目に浮かんで消えず、
本物のF27には到達できませんでした。
出迎えのヘルパーがいないか見渡すと、屈強そうな町奉行所同心
2人組が歩み寄ってきました。
私が「もしかしてヘルパーさんっスか?」と訊こうとした途端に、
一人の同心が刀を抜き、目にも止まらぬ見事な斬撃で私の額を
打ち割りました。
私は目から星が飛び出し、クリイクアウトしました。
町奉行所同心2人組はその後、ガイドになってくれ、
上司である与力と引き合わせてくれました。
彼らとの「救出活動」は、掘っ立て小屋に住まう貧民達を大勢の
捕り方で包囲、縄を打って小舟で引っ立てる「捕り物」でした。
あまりの救いのなさに私は呆れ果てました。
奉行所役人は万事が、権高・横暴・凶暴なので、
ムシが好きませんでした。
イメージの中で、江戸の光景を巻物に映し、
その巻物をエネルギー変換ボックスに仕舞うと、
ようやく江戸の街並みは目に浮かばなくなりました。
シェアタイムで誰も指摘せず、こうして書いてみて初めて気づいた
のですが、江戸の街並みは私の前世の記憶で、その前世で解消でき
なかった課題があるので、F27に到達できなかったのでしょうか?
6.セミナー3日目が天王山
出版されている多くの体験談で、「セミナー3日目から調子が出て
くる」と記述されていますが、その3日目にヘンな体験をしてしま
うと、出鼻を挫かれ頓挫してしまうようです。
気をつけましょう。
ニックネーム : ユー
何度読んでも興味が尽きません。坂本さんの『死ぬ前に知っておきたいあの世の話』(坂本政道著、ハート出版、1400円)と合わせて読むと、死後世界の理解が飛躍的に深まると思います。ぜひご一読下さい。