ニックネーム : チロてん宇宙ガイドのKさんは、女優の小西真奈美さんに似ている(と私が勝手に想像している)ガイドさんです。スターラインズ(SL)でもガイドをしてもらいました。今回も宇宙船ヴォイジャー8で現れてくれて一年振りに再会したのですが、最初は少しご機嫌斜めなご様子でした。なんでも、私がSLの体験シェアでKさんのことを「ガイド見習い」と書いたことが気に入らなかったようで... でも、自分でそう言ったんですけどねぇ...
Kさん曰く「そこまで全部あからさまに書かなくてもいいでしょ」と。ヴォイジャー8の最後尾にあるバーに場所を移し、「まあ、ガイドにもいろんな方がいることが伝わったほうが、皆さんの参考にもなると思いまして...」などと言い訳しつつ機嫌を取って、他の参加メンバーに遅れること約10分。ようやく宇宙探索が始まりました。
一年前のSLでは、スターゲートを超えた後、せっかく来たのだから少しでも高いフォーカスレベルを体験したいと、貧乏根性丸出しでひたすら上昇し、あげくフラフラになって撃沈するという、まるでイカロスのような失敗を繰り返してしまいました。今回は、その反省をもとに、無理せず流れに任せて探索するよう心掛けたところ、高次の存在とも会えて、大きな収穫を得ることができた... と思います。たぶん。
【赤い光の球の存在】
地球コア(EC)をフリー探索した後のセッションで「ECからのメッセージを、スターゲートを超えた先の高次の存在に届ける」というセッションがありました。
EC27で二人の妖精から手紙を預かり、スターゲートを超えて高次の世界へ。真っ白い光の世界に到着。「地球コアからのメッセージを預かってきました。どなたか居ませんか?」と呼びかけてみても、しばらくは誰も現れてくれませんでしたが、焦らず待つことしばし、ボワッという感じで大きな赤く光る球体の存在が表れました。感覚的には直径10メートルくらいはあるでしょうか。
これは... SLでご一緒したエリさんが出会ったのと同じ存在に違いないと直感しました。その際、エリさんは、この赤い光の球の存在からエネルギーをもらってEC27に持ち帰り、妖精たちに大層喜ばれたとシェアしてくれたのでした。その同じセッションで、私は、EC27で頭の先からつま先まで真っ赤っかに染まったエリさんをお見掛けして、一体何事が起きたのかと少しギョッとしたのですが、後でエリさんのシェアを聞いて納得が行ったことをよく覚えています。
しかしながら、私の知覚力不足のためか、目の前に現れた赤い光の球の存在は、ただそこに居るだけという感じで、話しかけても反応が全く伝わってこず、表情も読めず(顔がないし...)、コミュニケーションに少々難儀しました。
預かってきた手紙2通の届け先がこの存在で良いのかも分かりませんでしたが、さりとて他に当てもなく。「高次の存在なのだから、もし違っていても正しい送り先に渡してくれるだろう」考えて、とりあえず差し出してみました。すると2通の手紙はスーッとその存在に向かってに飛んでいき、その存在に届いた瞬間、ボワボワッと火を噴いて燃えて灰になってしまいました。
「手紙燃やしちゃったよ... ちゃんと中身読んだのか???」と少々不安になりましたが、まあ、高次の存在なのだから一瞬で中身が分かったのだろう、ということにして、次に「エネルギーをいただけませんか」とお願いしてみました。しかし、相変わらずただ光っているだけという感じで、特に反応は感じられず... いっそのこと、光の中に飛び込んでみようかとも思いましたが、熱そうだし、燃えちゃったら嫌だし、ということで、とりあえずお礼だけ述べてヴォイジャー8に帰還しました。
ヴォイジャー8に戻ると、なぜかKさんが「すごく良い体験したね」と感泣きしていました...(そんなに良い体験だったかしら? もしかして別のとこに行ってた?)謎です。
【天之御中主神】
次のスターゲートを超えるセッションでは、薄暗い世界に到着しました。やはり最初は良く分かりませんでしたが待つことしばし。足元を見るとどうやら砂浜のようです。左手に海があって波が穏やかに寄せては返しています。星明りに照らされて、次第に周囲が見えてきました。右手には海岸林。砂浜は、奥の方でやや左に曲がっていて、全体として湾になっています。
これは... 映画「コンタクト」でジョディ・フォスター演ずる主人公のエリーが、それこそスターゲートみたいなのを超えて行った先で異星人と遭遇する、惑星ヴェガのシーンとそっくりって感じ。(まあ、私が想像しているイメージなので...)
遠くから、誰かが砂浜を歩いて近づいてきました。
何気にふと海の方に目をやると、ホタルイカが海岸に押し寄せてきているみたいに、海水がキラキラ輝いているの気づきました。何かと思ってさらに良く見ると、海水だと思っていたのは水ではなく、サッカーボール程の大きさの透明な球が無数に集まったもので、それらが波のようにコロコロと砂浜に打ち寄せたり返したりしているのだということが分かりました。球の中には、小さな光が無数に煌めいています。
次の瞬間、急にイメージがガラッと変わり、幼稚園児くらいの子供たちが遊んでいるスナップ写真やショート動画のようなシーンが数秒おきにパッパッと切り替わって見えるようになりました。なぜ急にそんなイメージに変わってしまったのか、訳が分からず。せっかく誰か近づいてきていたのに。無理やりにでも先ほどの砂浜をイメージし直そうかと一瞬思いましたが、SL2までキャリアを積んできた者として、ここは慌てず騒がず、流れに任せるのが正解だと思い直し、子供たちのシーンの観察を続けることにしました。
子供たちは、みんな楽しそうに遊んでいます。すべり台やブランコ、お散歩してたり。自分の記憶を思い出しているのかと思いましたが、そうではなさそう。よくよく見ると、いろんな人種の子供たちがいて、中には明らかに地球人じゃないだろうという子供たちも混ざっています。
延々と続く子供たちのシーンを見ていて... こんなのばっかり見ててもなぁと、だんだん焦れてきまして... やっぱり無理やりにでも砂浜のイメージに戻しちゃえと、そうと思った瞬間、
「これらは皆、一つひとつが宇宙なのですよ」
と、若い男性の声が聞こえました。
声がした方に振り返ると、先ほどの砂浜のイメージに戻り、目の前に、みずらを結って白い服を着た青年が立っていました。映画「千と千尋の神隠し」に出てくるハクという青年に似た感じ(髪型は違うけど)だと思いました。
「これら」というのは、最初海水だと勘違いした透明な球たちのことです。どうやら私は、その球たちのエネルギーを子供たちのイメージとして捉えて見ていたようで、急にイメージが変わって焦ったこともあり、意識の焦点が球たちにくぎ付けになってしまっていたようです。(といことは、この球たちは、まだ幼い宇宙ということなのかも知れません)
気づくと、先ほどまで私の左後ろにいたはずのKさんが左横までにじり出てきており、何気に自己アピールしている雰囲気。目が完全に“ほの字”(表現が古いか?)になってます。こういう古風なのがタイプなの? まあ、確かに端正な顔立ちで、イケメンって感じだけど... と思いつつ、そういえば、この青年は誰だろうと思い、
「失礼ですが、あなた様のお名前は何とおっしゃるのですか?」
と聞いてみました。後から思えば、言葉使いこそ丁寧ですが、自己紹介もせずいきなり名前を聞いて、失礼な態度だったかなと反省しておりますが、その時はそこまで気が回らず... ここがスターゲートを超えた高次の存在がいる場だといことも、すっかり忘れており...
その古風な青年は、にこりと笑って
「アメノミナカヌシと呼ばれています」
と答えてくれました。
ガビーン(これも表現が古いか?)。私は神道とか記紀とかに詳しいわけではありませんが、天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)といえば、宇宙創成の一番最初に出てきた一番偉い神様だったはず。そんな偉い神様は、もっとず~っとず~っと上の方にいるはずで、私ごときが簡単に会えるはずないと、とっさにそういう思いが頭の中を駆け巡り、思わず、
「噓でしょ?」
と言ってしまってから「しまった」と思いましたが、後の祭り...
ガチョーン(やっぱり表現が古いか?)って感じ...
凍りつくKさん...
天之御中主神さまは... ちょと困ったようなビミョーな微笑みを浮かべてます。
よく考えれば、高次の存在が嘘などつくはずもなく。高次の存在といえども、より低い世界に姿を現すことは当然できるはずですし...
慌てて「いや、今、言ったのはそういう意味じゃなくて...」と言い訳を始めたところで帰還命令のアナウンスが入り、これ幸いと、
「私はヘミシンクを使ってここに来ているのですが、時間切れで、もう帰らなければいけないので、改めてまたご挨拶させてください」
とだけ言い残し、他人の振りを始めたKさんもその場に残し、早々にヴォイジャー8に退散しました。
【そして大団円?】
赤い光の球の存在や天之御中主神さまに出会った翌日。セミナー5日目。SL2で訪れた世界をぐるりっと回ってくるリンクアップのセッションがありました。
赤い光の球の存在と再び会うことができ、少しだけ会話ができました。「EC27の妖精たちのことは知っている」とのことで、手紙のあて先は間違っていなかったようです。(たぶん「エリさんが持ち帰ったエネルギーを、また、届けてほしい」というようなメッセージだったのじゃないかなぁと推察してます)
赤い光の球の存在からはエネルギーをいただき、一応、EC27に届けたつもりですが、私が真っ赤っかになっていたかどうかは分かりません...
天之御中主神さまにも、再び会ってもらえました。今度は丁寧に自己紹介し、昨日の非礼をお詫び申し上げました。天之御中主神さまは、にっこり笑いながら「気にしなくていいですよ」と優しくお許しくださいました。(もちろん今度は「噓でしょ?」とは言いませんでした)
そして、あちこち回った最後には、ガイアの女神さまの巨大な(やっぱり、しつこいか?)・・・に癒されて... 大満足。
ということで、トレーナーを務めていただいた坂本さん、ヒデさん、事務局のキクノさん、てるみんさん初め参加者の皆さん、いろいろとお世話になりました。どうもありがとうございます。お陰様で、今回のセミナーも楽しませていただきました。
(おわり)
Mas
私もスターゲイトを超えた先で、見渡す限り無数の球が並んだ空間に出たことがあります。それぞれの球が別々の宇宙だと直感しました。(死後体験のどこかに書いたと思います。)
同じ体験をする人がいて、良かったです。
2021年3月29日 22:33